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《愛撫の先に…》
第3章 《胸の思い…》
そこはラブホ。
つき合っているカレカノであれば気持ちが高ぶる場所ではあるが。

3時間前に告白した彼女にとって高瀬が、
すぐに手を出すという男だという事にショックさえあった。

『入んないの?』
『あ…』

菜々美が部屋に入ると高瀬はキスをする事もなく、
いきなり両手で膨らみを鷲掴みした。
『高瀬さん…痛い…』
『僕が好きならすぐに気持ちよくなるし』

気持ちよくなる?
本当に?
力まかせに強く握らないで!

朝の陽子が胸を掴んだ時には触り方が優しく、
膨らみも頂も喘ぐ声さえも反応する。

彼はそこに胸があるから力まかせに鷲掴みにしたようだ。
彼は彼女をベッドに押したおしジーンズやショーツを脱がせ、自らのベルトを外し始めた。

『濡れてる?』
高瀬が指をはわせた股間は濡れるどころか乾いていた。

『ひゃっ、冷たっ』
菜々美が叫んだのは高瀬がベッドの側のローションを股間にかけたからである。
そして彼は2本の指を蜜壺に入れ始めた。
『嫌ぁ――――っ!!』
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