この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
贖罪の檻。
第12章  漂流する躯
  


「っ、はぁー。とても、良かったですよ・・・月良さま。」


 口いっぱいに自分の蜜を溜め込み牡を引き抜かれるのを待っている少女の頬を撫でて名残惜しそうに声を掛ける。


「っ・・・・・・」


「判っております。いま、抜いて差し上げますので零さないよう唇に力を入れて下さい。」


 ズル ジュッ、ポ


「ん・・・」


「さぁ、召し上がれ。」


 残酷な台詞を吐いて少女が蜜を吐き気と戦いながら飲み込む姿を恍惚の表情で見つめ続ける。


「っゲホッ、はぁあ。はあ・・・」


「頑張りましたね、月良さま・・・」


「んっ、あ・・・
(・・・狡い。こんな、優しい・・・キス。)」


 息が上がっているなか恋人がするようなキスを送られて現実を一瞬忘れてしまう。


 》 》


 求められるモノになってしまえば〝楽〟だろう。でも、留まるのは、血の信頼があるから。
 そして理不尽さに負けたくないから。

 光を信じたいのは、自分を保ちたいから。


  
/390ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ