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贖罪の檻。
第39章  新たな檻へ・・・・・・
  


「・・・お兄ちゃん。」


「なんだ、月良。」


「どうして・・・」



「〝どうして〟?
 まぁ・・・お前を囚えるのは、俺だからだ。椥に先を越されたりしたけどな。」


「お兄ちゃん・・・なぜ?」


 大好きな兄からあの男たちと同じセリフが出てくるなど信じられなかった。


「あの日・・・俺は、お前を奪うことにしていた。しかしなぁあんなことに巻き込まれて少々計画が狂った。
 でも、そのおかげでこの家を貰えたんだ。この広い部屋で飼われるんだ。窮屈しないだろう?」


「っ・・・。」


 兄の瞳は、狂気に満ちていた。


「お前は、俺のモノだよ・・・月良。」


「っん゛!!?」


 信じたくもない兄からのキス。檻から出たハズ、、、だったのに。


 》 》


 檻は、どこにでも存在する。
 そう、どこにでも・・・・・・




        ━ 終 ━


  
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