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贖罪の檻。
第16章 出荷通達
再びキスを送られる。
「いやっ!」
「っ!?」
舌を押し込まれ歯を立てて抵抗した。
「・・・そんなに、私が嫌いですか?」
「っ・・・・・・」
口の端から血を流しなら訊いてきた男の瞳は、残酷さを纏っていた。
「いいでしょう。そんなに、私がお気に召さないのであれば・・・思う存分に組み敷いてあげましょう。」
「あっ、椥さっ・・・やっ、下ろしてっ。」
軽々と抱き上げられバスルームを出るといつの間にか綺麗にされたベッドの上に物のように投げ落とされた。
「痛っ・・・」
「余計なことを口にしら許しませんよ。」
少女のあからさまな拒絶に体中の血が沸騰するかのように怒りに支配される。
「あ゙っ、痛いっ・・・ぅう。」
先ほどまで拘束されていた手を後ろ手にキツく再び縛り上げられた。縄が食い込み少し動かすだけで痛みが走る。
「さぁ、〝奉仕〟のおさらいですよ。」