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贖罪の檻。
第7章 攫われる身体
踏み止<トド>まれと頭が命令する。
踏み留<トド>まりたいと心が叫ぶ。
しかし身体は、踏みとどまれないと呟く。
《 《
荒い息づかいが部屋に充満する。
心臓がバクバクと脈打っている。
クチュゥ
「っ、ん゛。」
「1本では、足りないようですねぇ。」
蜜が指を伝いシーツに落ちる。懇願されないのでゆっくりともう1本指を蜜壺内へ押し込んだ。
グジュ
「あっ、ぁああ。」
2本の指が生き物のように動き回り壁を縦横無尽に動き回る。クスリの所為でなのか昨夜よりも感度の上がった身体には、拷問だった。
「あっ、ん、、、っくぅ。」
蜜壺を掻き回す男の指が蜜をも掻き回し恥ずかしくて訊くに耐えない音を部屋に撒き散らしている。
「好きなだけ、イッて構いませんよ。」
耐えながらも腰は、快楽に抗<アラガ>えず何度も浮いている。