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第8章 　忍び寄る欲望

　　


「クスリの効果はが切れる朝方までたっぷり椥<ﾅｷﾞ>さまにさんざんシテ頂いていたのですから･･･体内に影響は、残っていないと思います･･････よっ。」


　ジュブ


「あ゛っ！？」


　男の手が脚を押し開きスルリと秘部に指が落ちて赤く腫れ上がった突起に指の腹が触れた。


「イイ、声です。」


「あっ、ぁああ･･･っ、はぁああ。」


　指の腹で突起を何度も擦り上げられて背中を弓なりに反らしながらビクビクと身体を跳ねさせる。甘い声は、抑えるどころか止まらずバスルーム内に響く。

　男の手は、巧みに片方は膨らみと粒を責め立てる。もう片方は、秘部の突起を責め立てる。

　少女は、再び否応なく快楽の波に揺られた。


　》　》


　何度その波に攫われたら心まで流されることが出来るでしょうか。
　踏み留まる理由は、ただひとつ･･･信頼する家族が居るから。

　しかし忍び寄る見知らぬ感情をどうしたらいいのか･･･判りたくない。