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危険な香りに誘われて
第8章 危険な虎
「昨夜、何してた。言ったら、いきなり突っ込むのは、勘弁してやる」
「一次会の後、偶然駅で会って。・・・・ご飯食べただけ」
「それだけか」
「・・・・付き合ってくれって、言われた。でも、ちゃんと断ったよ。本当に、それだけ」
「信じていいんだな」
賢也は、花弁を押し開き指で撫でた。
二本の指が突き刺さる。ぐりぐりと回転させて、奥深くまで。
「んんっ」
「信じていいんだな」
真紀は、言葉を詰まらせた。
白い尻に歯が当たる。賢也が、強めに噛みついた。
「きゃあっ、痛いっ」
真紀は、たまらず叫んだ。
「どうなんだよ」
「帰り際に、抱きつかれて・・・・頭にキスされた。そのあとは、逃げて帰ったよ。本当、嘘じゃないっ。噛まないでっ」
「二度とあいつに近づくな」
「分かってる」
「お前のこと関係なしで、あいつは、気に入らねぇ。臭うんだ。俺の知ってる臭いがプンプンする」
「におう?」
「ああ。もういいぞ、服着ろ」
ペチンと軽く尻を叩かれた。
「きゃんっ」
真紀は、体を起こし尻を撫でた。
「もう、怒ってない?」
「晩飯、食いに行くか」
「えっ」
「デートの途中だったろ。何が食いたい」
賢也は、ジーパンを履くと、床に落ちているスカートとショーツをベッドに置いた。
「怖がらせて悪かったな。こうしなきゃ、お前、本当のこと言わねぇだろ」
「もうっ。あほ賢」
ふくれっ面の真紀の唇にくれたのは、優しいキスだった。
「夜は、ちゃんと可愛がってやるからな」
目尻に皺を寄せて笑みを浮かべる賢也を見て、真紀は、ほっとした。
「一次会の後、偶然駅で会って。・・・・ご飯食べただけ」
「それだけか」
「・・・・付き合ってくれって、言われた。でも、ちゃんと断ったよ。本当に、それだけ」
「信じていいんだな」
賢也は、花弁を押し開き指で撫でた。
二本の指が突き刺さる。ぐりぐりと回転させて、奥深くまで。
「んんっ」
「信じていいんだな」
真紀は、言葉を詰まらせた。
白い尻に歯が当たる。賢也が、強めに噛みついた。
「きゃあっ、痛いっ」
真紀は、たまらず叫んだ。
「どうなんだよ」
「帰り際に、抱きつかれて・・・・頭にキスされた。そのあとは、逃げて帰ったよ。本当、嘘じゃないっ。噛まないでっ」
「二度とあいつに近づくな」
「分かってる」
「お前のこと関係なしで、あいつは、気に入らねぇ。臭うんだ。俺の知ってる臭いがプンプンする」
「におう?」
「ああ。もういいぞ、服着ろ」
ペチンと軽く尻を叩かれた。
「きゃんっ」
真紀は、体を起こし尻を撫でた。
「もう、怒ってない?」
「晩飯、食いに行くか」
「えっ」
「デートの途中だったろ。何が食いたい」
賢也は、ジーパンを履くと、床に落ちているスカートとショーツをベッドに置いた。
「怖がらせて悪かったな。こうしなきゃ、お前、本当のこと言わねぇだろ」
「もうっ。あほ賢」
ふくれっ面の真紀の唇にくれたのは、優しいキスだった。
「夜は、ちゃんと可愛がってやるからな」
目尻に皺を寄せて笑みを浮かべる賢也を見て、真紀は、ほっとした。