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危険な香りに誘われて
第8章 危険な虎
家に帰った途端、賢也は真紀を寝室へ押し込んだ。
スカートをはぎ取り、ショーツを刷り下げると足から抜き取った。

「け、賢也」

今からエッチをする、そんな雰囲気じゃないのに。下半身丸だしにされて、真紀は慌てた。

「昨夜、お前からあの男の匂いがした」

賢也の目が恐ろしいほど冷たくて、言葉を失った。

「何してたかは、後で聞く。先に俺の怒りを鎮めろ」

「ま、待って。賢也、話を聞いて」

「四つん這いになれ」

ベッドの上で賢也に尻を向けるように四つん這いになった。
衣擦れの音。賢也のジーパンが、床に脱ぎ捨てられたのが、視界に入った。今から何をされるのか、なんとなく想像ついて真紀は、息を殺した。

「3分待ってやる。オナって自分で濡らしとけ。じゃねぇと、痛いぞ」

「賢也、何すんの」

「躾」

「や、やだよ。こんなの間違ってる」

「かもな。ほら、早くしろよ」

「無理だって。出来ないっ」

「しねぇなら、もう突っ込むぞ」

「や、やめて」

花弁に押し当てた怒りの塊に、真紀は、息を飲んだ。

「いっ。い、痛くしないで」

シーツを握り恐怖に体を震わせた。





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