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危険な香りに誘われて
第1章 微光
賢也は、目を閉じて、祈るような気持ちで高校生を待っていた。
本当に戻ってくるのか。

遠くでトラックの走行音が聞こえる。だんだん近づいているらしく走行音は、大きくなっていった。

プシーッ。排気ブレーキの解除音と共に、大型ダンプが一台、すぐ側で停車した。
運転席から降りてきたのは、女。しかもかなりの美人。
本当に、この田舎は侮れない。

「お兄ちゃん大丈夫?」

ドアを開け、のぞき込む。その後ろには、さっきの高校生が隙間から顔をのぞかせていた。
そうか、この子が、連れてきてくれたのか。

サイレンの音が、微かに聞こえる。

「救急車とレッカー呼んだから、安心して」

「小町さん、この人死なないよね?助かるよね?」

勝手に殺すなよ、あほ。

「大丈夫よ、真紀ちゃん」

救急車が到着したのを見た途端、安心したのか賢也の意識は、そこで途絶えた。

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