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危険な香りに誘われて
第18章 危ない男たち
真っ裸にアイマスクだけを身につけた男が横たわっている。卑猥な光景に興奮する。まるでSMの女王になったみたい。

「ハイヒールとムチが欲しいな」

「ぷっ。猛獣使いか」

「ちゃうわいっ」

真紀は、どこから攻めようか考えた。

「感じたら、我慢せずに声出していいんだよ」

「分かった、分かった」

どこか余裕のある声が面白くない。
たまには、賢也を善がらせてみたい。興奮して「はぁはぁ」息を乱し悶える姿が見たい。

乳首にチッュとキスをする。舌を使って小さな乳首を転がすと、硬くなった。

「賢也、おっぱい感じる?」

「まぁな。ほら続けてくれ」

余裕綽々な態度。真紀は、唇を尖らせた。
いつもと違うことをしなければ、賢也の「はぁはぁ」は聞けそうもない。

脇の下は?しかし、自分の脇と違って、舐めるには、毛がちょっと邪魔かも。真紀は、横腹に舌を滑らせた。ペロペロと舐めてみる。

「はははっ、よせ。くすぐったいって。おい、脇腹舐めるのは、勘弁してくれ」

賢也は、笑って真紀の背中を軽く撫でた。

「はぁはぁ」言わせるどころか、笑わせてしまった。

これでは、だめだ。
気を取り直し、賢也の欲望を見つめた。
焦らして、興奮したところを舐めれば、さすがの賢也もきっと・・・・。

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