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果てのない海に呑まれて
第2章 追い討ち
レオンの動きが変わった
ただ前後させていたものを、数回入り口近くを突いてから奥に挿し込む
二つの感じる部分が交互に責められる
リリアの花から蜜が更に溢れ出し、レオンのモノに絡み付いた
「クッ……ハハッ」
責めている此方が持っていかれそうだ
「すごいな……」
こんなにも興奮する交わりは初めてかもしない
それは彼女の複雑に蠢く園のせいか、その固く鎖ざされた心故か
とにかく娼館などでは味わえない感覚にレオンの象徴はその悦びを顕にする
「もう…やっ……」
絶対に求めない少女
"もっと責め立ててやりたかったが……"
レオンの背中がじっとりと汗ばむ
いつもより果てが近かった
「悪く思うな」
一気に腰の律動を速くする
湿った彼の背からリリアの腕が力なく滑り落ちた
「ああっ…苦しい……っ」
甘い声でそう溢すのは快楽からか
その啼き声が合図となり、レオンは歯を食い縛って絶頂に向け準備する
「ダメ…また……っ」
リリアのナカも合わせるように強く締め付け出す
「共に来るか……」
それはこの行為のことを指しているのか、それともーーー
どちらにしても、彼女は首を縦には振らなかった
「フ……」
レオンは最後に少しだけ笑うと、自身はその快楽に身を委ねた