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果てのない海に呑まれて
第2章 追い討ち
「泣くなと言っただろう……」
「じゃあこんなことしないで!」
変わらず彼のモノをナカに感じながらリリアは叫んだ
「……」
レオンは黙って彼女の胸の粒を軽く噛んだ
「っあ……」
彼女が微かに震える
「身を任せてしまえば良いものを……」
快感に耐えるリリアを嘲笑うようにその身体に隈無く印を点けてゆく
そしてまた腰を動かし出した
「いっ……動かない…で……っ」
「力を抜けばすぐに良くなる」
"そんなことしない……絶対に!"
そう思いながらも徐々に痛みが退いてまたあの甘い疼きが広がり始める
「ア……やっやぁ……」
突き上げる動きが重すぎてリリアは思わず自分を犯す男の背にしがみついた
「……っ!」
レオンは彼女の行動にまた愉しげな笑みを浮かべる
一見彼を受け入れたかに見えるその体勢だが、彼の背にはリリアの爪が弱々しくも突き立てられていた
「どうやっても抗う気か……なら此方も遠慮しないぞ」