この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
果てのない海に呑まれて
第24章 始まりは皆



「今夜はファルツに泊まっていくんだろう?」

「ん? ああ、アウスグライヒには二、三日いるつもりだが……」



泊まるのはなぁ、とクリスは頭を掻く



「人が多すぎて流石のファルツ様も抱えきれないだろ。オレだけ屋敷のベッドでゆっくりするなんて出来ねぇからな」

「船長だけで二人分だしな」

「ちぇっ、言ってくれるぜ」




口を尖らせたクリスにレオンは更に提案をした



「では食事だけでもどうだ? ベッドの数は足りないが、そのくらいは何とかなるだろう」

「やけに気前が良いな。じゃあちょっと聞いてくるか」



クリスが一旦仲間の所に戻ると、すぐに沸くような歓声が聞こえて来た

結果を聞くまでもない



「……これで存分にあいつらの話が聴けるだろう」

「え……?」



後は任せると部下に指示を出し、レオンは一足先に屋敷に戻ろうとした



「ま、待って!」



リリアも急いで後を追い、彼の隣に並ぶ


/810ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ