この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
果てのない海に呑まれて
第24章 始まりは皆



「……放っておけ。どうせすぐに戻る」

「そう、かしら……」



なんとなく吹っ切れない



「それより大広間の方に行かなくていいのか。クリストフにも、呼ばれているんだろう」

「ええ、でも……」

「……? 何だ?」



少し躊躇うように上目遣いで見てくるリリアにミゲルは顔を顰める



「貴方が一人になってしまうから」

「……」





“ん……!?”





何を言っているんだこいつは!?







「そんなこと、今更も良いところだろう」

「関係ないわよ。ミゲルって…時々凄く怖い顔してる」

「……それはもともとだ」

「そうじゃなくてね……」



リリアは真剣な眼差しでミゲルを見た



「とても思い詰めてる感じがするってことよ。

レオンにも見せない何か……いいえ、レオンの前だから見せないのかしら?」

「……」



普段ありえないくらいに鈍いくせに、何故こういうことに限ってーーー



「鋭いな」


/810ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ