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果てのない海に呑まれて
第25章 それぞれの選択



「レオン、アウスグライヒが見えたぞ」



代わりにそう報告し、レオンの気を引く



「もう秋だ。これが今年最後の航海だったな」

「…ああ、そうだな」

「ん? 馬が……?」



港から、ファルツの屋敷がある方へと一頭の馬が駆けて行く



「ミゲル……かな」



曲がりくねった坂道を見事な手綱捌きで走り抜けるのを見てレオンは言った



「あいつ、大学はサボりかよ」

「そう言ってやるな。ミゲルは兄上に付いているだけだ。

兄上がサボっているんだろうよ」



冗談めかしながら、その表情は曇り気味だ





“何かあったのか……?”








嫌な予感がするーーー











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