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純粋な私。 一途な彼氏。 そして二人の淫乱。
第4章 リビング
 私は服を着て、リビングの椅子に座る。

 母親と父親が朝食を食べていて、朝のニュースをみている。いつの光景で珍しくはないけれど、さっき二回もオナニーをした後だったので、なんか平静を装おうとしていた。

「おはよう、ユリ」

「おはよう」

 私は目の前に置かれた白いご飯と鮭とお味噌汁と卵焼きを食べた。

「受験勉強進んでるのか?」

 父親は私にそう言った。父親は有名大学を出たあと出版社に就職し、そこで部長をやっているらしい。給料は高いし、本人も自分がエリートだと思っているのかどうかは知らない。

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