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サイドストーリー6
第6章 横浜発 7:54
金曜日―――
「さくらのお姉さんに会うの緊張するな」
「・・・・・」
「矢野主任」
「ん?山口と、海外の長谷川さん。キミたちも飲み会?」
「ふふふ。一緒に飲みましょう」
「いや。今日はだめだ。大事な人と飲む約束だから」
「へぇぇぇ~」「へぇぇぇ~」
「さくら、この人たちは会社の人なんだ」
「・・・・」
「あの・・・亮?」
「亮だって!」
「矢野主任のこと亮だって!」
「・・・・・」
「どうした?さくら」
「あの・・・姉のすみれと、よくしてもらっている真樹さんです」
「は?」
「・・・・」
「はぁぁぁぁ?」
「よろしく。さくらの姉のすみれです」
「よろしく。さくらをかわいがっている真樹です」
「・・・・よろしく。さくらとお付き合いさせていただいている、矢野です」
「・・・・・」
「さ、二人の馴れ初めからゆっくり聞かせていただきましょうか!
ね。矢野主任!」
「・・・・」
「・・・・」
「ま、リアルタイムで知ってるけどね」
二人はにやにやと笑いながらビールを飲んだ。
END****
「さくらのお姉さんに会うの緊張するな」
「・・・・・」
「矢野主任」
「ん?山口と、海外の長谷川さん。キミたちも飲み会?」
「ふふふ。一緒に飲みましょう」
「いや。今日はだめだ。大事な人と飲む約束だから」
「へぇぇぇ~」「へぇぇぇ~」
「さくら、この人たちは会社の人なんだ」
「・・・・」
「あの・・・亮?」
「亮だって!」
「矢野主任のこと亮だって!」
「・・・・・」
「どうした?さくら」
「あの・・・姉のすみれと、よくしてもらっている真樹さんです」
「は?」
「・・・・」
「はぁぁぁぁ?」
「よろしく。さくらの姉のすみれです」
「よろしく。さくらをかわいがっている真樹です」
「・・・・よろしく。さくらとお付き合いさせていただいている、矢野です」
「・・・・・」
「さ、二人の馴れ初めからゆっくり聞かせていただきましょうか!
ね。矢野主任!」
「・・・・」
「・・・・」
「ま、リアルタイムで知ってるけどね」
二人はにやにやと笑いながらビールを飲んだ。
END****