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サイドストーリー6
第1章 花の咲くころ
大学に受かった春。
大好きな幼馴染の花が
「駿ちゃんにお祝いしなくちゃね」と可愛くほほ笑んだ。
かわいい・・・
本当に花は可愛い。
それに比べてっ!
俺は、隣に座っている花の姉の夢を横眼で見た。
また大学も同じかよっ!
せっかく東京に出るのになんでこいつも同じ大学なんだよ。
「お祝いは花の作った料理が良い」
そう言って、俺は食べ慣れた花の麻婆豆腐をリクエストした。
夢のいない日を調べてリクエストしたのに・・・
なんでこいつも一緒に食べてんだよ!
「なんでお前いるんだよ・・・」
「は?」
「いつも俺と花の邪魔しやがって」
「バカじゃないの?あんた!」
「はぁ?」
「あんた、私が今日いないと思って来たんでしょう?
ウチは親も毎日仕事で遅いもんね!」
「・・・・・」
「お生憎様!花とあんたをこんな時間に2人にしないわよ!」
「・・・・」
「お前さぁ、なんで東京の大学にしたの?」
「東京でやりたいことがあんのよ」
「なんでわざわざ同じ大学なんだよ?」
「はぁぁぁ?あんたが私と同じところにしたんでしょうが!」
「は?俺?」
「あんたよ!」
コイツ・・・
大好きな幼馴染の花が
「駿ちゃんにお祝いしなくちゃね」と可愛くほほ笑んだ。
かわいい・・・
本当に花は可愛い。
それに比べてっ!
俺は、隣に座っている花の姉の夢を横眼で見た。
また大学も同じかよっ!
せっかく東京に出るのになんでこいつも同じ大学なんだよ。
「お祝いは花の作った料理が良い」
そう言って、俺は食べ慣れた花の麻婆豆腐をリクエストした。
夢のいない日を調べてリクエストしたのに・・・
なんでこいつも一緒に食べてんだよ!
「なんでお前いるんだよ・・・」
「は?」
「いつも俺と花の邪魔しやがって」
「バカじゃないの?あんた!」
「はぁ?」
「あんた、私が今日いないと思って来たんでしょう?
ウチは親も毎日仕事で遅いもんね!」
「・・・・・」
「お生憎様!花とあんたをこんな時間に2人にしないわよ!」
「・・・・」
「お前さぁ、なんで東京の大学にしたの?」
「東京でやりたいことがあんのよ」
「なんでわざわざ同じ大学なんだよ?」
「はぁぁぁ?あんたが私と同じところにしたんでしょうが!」
「は?俺?」
「あんたよ!」
コイツ・・・