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サイドストーリー6
第12章 キスの後で…
「斎藤先輩!」
「何?」
相変わらず、私に甘い時間はほんのちょっとで
そのほかの時間は意地悪な斎藤先輩。
「私たち、ちゃんと彼氏・彼女で良いんですよね?」
なんとなく。昨日の夜にふと思いついた疑問が頭から離れなくて
朝一番で斎藤先輩と白木先輩が歩いているところを捕まえた。
「・・・俺ちゃんと好きだって言っただろ?」
「そうなんですけど・・・」
「あ?何か不満な訳?」
「不満ってわけではないんですが」
なかなか言い出せない私の態度に
イラッとしたようで
「はっきり言え!もう講義が始まる」
と歩いていた足をとめた。
「あの。出来れば『斎藤先輩に好きな子が出来るまで』と言う付き合い期限の条件を
撤回していただきたいのですが・・・」
「はぁ?」
「何?」
相変わらず、私に甘い時間はほんのちょっとで
そのほかの時間は意地悪な斎藤先輩。
「私たち、ちゃんと彼氏・彼女で良いんですよね?」
なんとなく。昨日の夜にふと思いついた疑問が頭から離れなくて
朝一番で斎藤先輩と白木先輩が歩いているところを捕まえた。
「・・・俺ちゃんと好きだって言っただろ?」
「そうなんですけど・・・」
「あ?何か不満な訳?」
「不満ってわけではないんですが」
なかなか言い出せない私の態度に
イラッとしたようで
「はっきり言え!もう講義が始まる」
と歩いていた足をとめた。
「あの。出来れば『斎藤先輩に好きな子が出来るまで』と言う付き合い期限の条件を
撤回していただきたいのですが・・・」
「はぁ?」