この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
サイドストーリー6
第23章 花の咲くころ②
「花、もしかして、計画がキャンセルになるのを心配してる?」
「・・・う、ん」
「そっか。ごめんな。そんなに花に悲しい思いをさせてたんだな」
駿ちゃんは私を抱きしめて、何回も「ごめん」というけど。
「違うの」
「ん?」
「計画がキャンセルになるのは寂しいし、残念だけど・・・」
「うん」
「違うの」
「ん?」
「仕事に行くとき、駿ちゃんは私に『ごめん』っていうでしょ」
「ああ」
「その時、駿ちゃんに申し訳ないって顔をさせることが申し訳ないの」
「え・・・?」
「駿ちゃんは仕事をイヤイヤやっている訳じゃないし
とっても責任のある立場なんでしょう?」
「え?」
「雅哉先輩が分かってやれって」
「・・・・」
「でもね。雅哉先輩に教えてもらう前からちゃんとわかってたよ。
だから、予定は当日に決めよう。
ほんの少しでも駿ちゃんの気が重くならないように」
「花・・・」
駿ちゃんはさらに私をぎゅっと抱きしめた。
「一緒にいてくれるだけで幸せ。
Merry Christmasって言い合えるだけで幸せ」
「いつも忙しくてごめん。俺も花と一緒にいられるだけで幸せだよ」
「もし、仕事になったら夜に職場のほうまで行くから
一緒にみなとみらいのイルミネーション見ようね」
「ああ」
「たとえ駿ちゃんが仕事でも、これでクリスマスが楽しみになったね!」
そういった私に駿ちゃんはそっとキスをした。
END****
皆様、Merry Christmas☆
素敵な1日をお過ごしください☆
いちご
「・・・う、ん」
「そっか。ごめんな。そんなに花に悲しい思いをさせてたんだな」
駿ちゃんは私を抱きしめて、何回も「ごめん」というけど。
「違うの」
「ん?」
「計画がキャンセルになるのは寂しいし、残念だけど・・・」
「うん」
「違うの」
「ん?」
「仕事に行くとき、駿ちゃんは私に『ごめん』っていうでしょ」
「ああ」
「その時、駿ちゃんに申し訳ないって顔をさせることが申し訳ないの」
「え・・・?」
「駿ちゃんは仕事をイヤイヤやっている訳じゃないし
とっても責任のある立場なんでしょう?」
「え?」
「雅哉先輩が分かってやれって」
「・・・・」
「でもね。雅哉先輩に教えてもらう前からちゃんとわかってたよ。
だから、予定は当日に決めよう。
ほんの少しでも駿ちゃんの気が重くならないように」
「花・・・」
駿ちゃんはさらに私をぎゅっと抱きしめた。
「一緒にいてくれるだけで幸せ。
Merry Christmasって言い合えるだけで幸せ」
「いつも忙しくてごめん。俺も花と一緒にいられるだけで幸せだよ」
「もし、仕事になったら夜に職場のほうまで行くから
一緒にみなとみらいのイルミネーション見ようね」
「ああ」
「たとえ駿ちゃんが仕事でも、これでクリスマスが楽しみになったね!」
そういった私に駿ちゃんはそっとキスをした。
END****
皆様、Merry Christmas☆
素敵な1日をお過ごしください☆
いちご