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サイドストーリー6
第3章 プレイボーイの憂鬱
社会人1年目の秋。
1つ下の加奈も無事に就職が決まった。
そのお祝いに、美味しいものでも食べに行くか、と誘ったら
「吉岡先輩が作ってください」
と言うので、結局いつもと変わりない夕飯になった。
付き合って3年目。
俺は加奈のシュウカツが落ち着くのを待っていた。
「加奈、卒業したら、一緒に住まないか?」
そう言った俺をビックリしたように見つめて。
「え?一緒に住んだら、吉岡先輩女遊びできなくなりますよ?」
「今だってしてねーよ」
「夜に帰ってこなかったら、私怒りますし」
「だろーなぁ」
「私、携帯を見ちゃうかもです」
「あ?見たいの?」
「いえ。プライバシーなのでいいです」
「なんだよ。見たいなら見ろよ」
「結構です」
「なら加奈の携帯見せろよ」
「プライバシーなのでお断りします」
「・・・・」
1つ下の加奈も無事に就職が決まった。
そのお祝いに、美味しいものでも食べに行くか、と誘ったら
「吉岡先輩が作ってください」
と言うので、結局いつもと変わりない夕飯になった。
付き合って3年目。
俺は加奈のシュウカツが落ち着くのを待っていた。
「加奈、卒業したら、一緒に住まないか?」
そう言った俺をビックリしたように見つめて。
「え?一緒に住んだら、吉岡先輩女遊びできなくなりますよ?」
「今だってしてねーよ」
「夜に帰ってこなかったら、私怒りますし」
「だろーなぁ」
「私、携帯を見ちゃうかもです」
「あ?見たいの?」
「いえ。プライバシーなのでいいです」
「なんだよ。見たいなら見ろよ」
「結構です」
「なら加奈の携帯見せろよ」
「プライバシーなのでお断りします」
「・・・・」