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横浜発 7:54
第3章 根
ホテルの入り口で、私が躊躇しないように
矢野さんはもう一度手を握り直した。

部屋に入るなりソファーの横に大きなバッグを置いて
自分が座ったその膝の上に私を乗せる。

ゆっくりと顔の輪郭をなでられて
その反対側の耳の下にキスを繰り返す。

「さくら」

優しく呼ばれたその名前を
本当に矢野さんは今日まで知らなかったんだろうか?
そうまで思うように慣れた口調で、私の名前を連呼する。

「さくら、かわいい・・・」

耳たぶを噛まれて、ゆっくりと頬にあった手が
下にさがって胸を揉みだす。

「ん・・・っ」

思わずもれた声に満足そうに笑って。
そのままトップスの中まで手が入りこんできた。

右手でお腹をなでられて、
左手が背中をなでる。
その左手がブラのホックを器用に外して
右手が直に胸を探し出した。

キスをして離れない矢野さんの顔を私も一生懸命かき抱いて。

その手を矢野さんの胸に当てた時に
ハッと気が付いた。

「矢野さ・・・ん」
「ん?止められないよ?」

そう言いながら乳首をつねる。

「ちが・・・っ」
「何?」

首筋をキスして
「ねぇ。服で隠れるトコならキスマーク付けても大丈夫?」
そんな事を聞いて来る。

「ちょ、ちょっと待って」
気持ち良くて力が抜けた手をそれでも力をかき集めて
矢野さんを引き離した。

「何?」
ちょっと不機嫌になった矢野さんは子どもの様で可愛い。

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