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仕置きの館
第4章 願い、そして……
毛が背中から尻に張りついて、
嫌悪感から鳥肌がブワッと立った。



頭の後ろから「ヘッ、ヘッ」と犬独特の息遣いがする。


なつみは動けない。




気持ち悪さで体を微動だに出来ない。


すると________


『さあ、犬!メス相手に〔ホンモノの発情〕を教えてやれ!』
三井の弾んだ声がした。
次の瞬間、
なつみの背中にバシャッと水滴が飛び散る。


『ギャアアアアー!!』
何事か分からない恐怖に絶叫した。


犬がなつみの背中をベロベロ舐めた。




臭い。
何これ……………?!
牛乳………
牛乳だ!



生臭い匂いに、
背中に撒かれたのは牛乳だと気付く。



犬は無我夢中でなつみの背中を舐め回す。


『ヒィッ!!は、離れてよっ!!』
渾身の力を振り絞り、
なつみは犬を振り払う。



が__________。





背中に張り付いた犬は、
まさかの行動に出た。



なつみの秘部に、
温かいモノが当たる…………………



『イヤアアアア!!!ギャーッ、やめてーっっ』
______犬の根が、
なつみの秘部に当たっているのだ…………………







『ははは!
いいぞ、犬。
その調子だ!
この罪人に〔獣の本能〕を叩きこんでやれ』
三井が笑いながら言う。
愉しげに。





なつみは錯乱した。
『いやっ、離れてよっ、やめてー!!
きぼちわるい!!!』
と尻を右へ左へ振る。





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