この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
仕置きの館
第4章 願い、そして……
『…………………グォ~~~~…………………』
!!!
これ、イビキだ……………!!!
なつみはビックリした。思わず口に手を当てた。
佐久真は、直立不動のまま眠っていた。
(そっか……………!!
そうだよね!
機械じゃないんだもん、
24時間眠らずにいられる訳がないよ!)
小さくガッツポーズをした。
『………………ハッ。
鮎川なつみ!!深夜に何をしているっ!』
佐久真が突然目を開き、
なつみに怒鳴った。
その声を聞いて他の部屋の看守もハッと顔を上げた。
『あっ……………あの、
トイレにいきたくて……
許可を取ろうと………』
『ならば行け』
佐久真がバスルームの横を指差す。
なつみはトイレに入った。
便座に座りながら、
(……………眠ってるなら…………チャンスがあるかもしれない!)
僅かながら光が見えた気がした。
流して素早く布団に戻る。
目を閉じた。
(大丈夫………………、
大丈夫だよ、なつみ)
自分に言い聞かせる。
看守も人間なんだ。
どうして今まで気づかなかったんだろう。
24時間、わたしたちと一緒にいるんだ。交代もしてない。
寝ない訳がないんだ………………
なつみは目を閉じたまま、ギュッと手を合わせる。
一筋の希望の光だけに願いを込めた。
(お願い、チャンスをください!!)
そのまま朝まで眠れずに、
ただ祈った____________
!!!
これ、イビキだ……………!!!
なつみはビックリした。思わず口に手を当てた。
佐久真は、直立不動のまま眠っていた。
(そっか……………!!
そうだよね!
機械じゃないんだもん、
24時間眠らずにいられる訳がないよ!)
小さくガッツポーズをした。
『………………ハッ。
鮎川なつみ!!深夜に何をしているっ!』
佐久真が突然目を開き、
なつみに怒鳴った。
その声を聞いて他の部屋の看守もハッと顔を上げた。
『あっ……………あの、
トイレにいきたくて……
許可を取ろうと………』
『ならば行け』
佐久真がバスルームの横を指差す。
なつみはトイレに入った。
便座に座りながら、
(……………眠ってるなら…………チャンスがあるかもしれない!)
僅かながら光が見えた気がした。
流して素早く布団に戻る。
目を閉じた。
(大丈夫………………、
大丈夫だよ、なつみ)
自分に言い聞かせる。
看守も人間なんだ。
どうして今まで気づかなかったんだろう。
24時間、わたしたちと一緒にいるんだ。交代もしてない。
寝ない訳がないんだ………………
なつみは目を閉じたまま、ギュッと手を合わせる。
一筋の希望の光だけに願いを込めた。
(お願い、チャンスをください!!)
そのまま朝まで眠れずに、
ただ祈った____________