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仕置きの館
第4章 願い、そして……
『よし!
夕食後の合同訓練終了!』
東条の声で、
皆動きを止める。




半裸の女たちは作業着を着直す。


『では、
本日の訓練終了!
皆規則を遵守するように』



_____順に食堂を出てゆく。




なつみ・咲子・あゆみは佐久真の後についた。





〔西の1〕に到着する。

『入浴は先程終わった。
現在夜7時48分。
就寝するようにっ!』

佐久真は室内を指差す。


3人はふらふらと布団を敷くと、

無言で潜り込んだ。





_____5人いたはずの場所は、
3人だけ。



しかし3人も疲れとショックや悲しみで、
考える間もなく眠りに堕ちた。













『………………ん』
なつみは目が覚めた。


畳の部屋は真っ暗だ。

廊下から灯りが差し込んでいる。



扉がない部屋。

(____トイレいきたい……)




布団から出る。


佐久真に許可を取ろうと廊下に顔を出した。


佐久真は、
直立不動で入り口の横に立っている。



『あの…………トイレ行ってもい………ん?』

佐久真は、
目を閉じていた。


(え?
聞こえてない……………の?)



『あのーぅ…………』
もう一度話かけた。



が。
佐久真は、
目を閉じたまま軽く下を向いている。


『………………?』
なつみが怪訝に思うと、
『……………グガー………………』と音がした。


一瞬、
犬の唸り声かと身構える。


しかし、
シーン…………と静まり返っている廊下。



他の部屋の入り口では看守が佐久真同様直立不動だ。


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