この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
仕置きの館
第4章 願い、そして……
直立不動のまま眠る奇妙さ。
背中の四角い縫い目を押すと意識を失う怪しさ………………………………………
糸口が掴めた気がして、
なつみは嬉しくなった。
ヴィィィン。
扉が開く。
柳瀬が入ってきた。
『佐久真教官は所用で出かけられた!
現在、午前11時10分。
以降この柳瀬が君を担当するっ』
きびきび話す。
佐久真の威圧的口調とも、
三井の一見チャラい口調とも違う、
落ち着いた声。
黒縁メガネで短髪のうえ、
声のせいか柳瀬は教官というよりも小学校の先生みたいだ。
『あ、あの………
さくまさんは病気か何か……ですか』
なつみはおずおず訊いた。
『病気じゃない。
所用だと言っただろう。
君たちは余計な詮索などせず、更生に務めるだけだ』
言いながら柳瀬は白装束を脱いでゆく。
『昼食までの間、
軽く慣らすか』
と。
なつみはまた違う看守に隠れてため息を吐いた。
(…………あ。
そうだ!
この人にも〔四角いアレ〕があるかも?!
チャンスだ。
_____柳瀬は衣類を全て取り払うと、
ベッド__スプリングのみだ__になつみを押し倒す。
細く引き締まった筋肉。
メガネをかけたまま、
柳瀬はなつみを組み敷き肩に唇を落とす。
『……………あんっ』
ぴくんっと震えてしまう。
背中の四角い縫い目を押すと意識を失う怪しさ………………………………………
糸口が掴めた気がして、
なつみは嬉しくなった。
ヴィィィン。
扉が開く。
柳瀬が入ってきた。
『佐久真教官は所用で出かけられた!
現在、午前11時10分。
以降この柳瀬が君を担当するっ』
きびきび話す。
佐久真の威圧的口調とも、
三井の一見チャラい口調とも違う、
落ち着いた声。
黒縁メガネで短髪のうえ、
声のせいか柳瀬は教官というよりも小学校の先生みたいだ。
『あ、あの………
さくまさんは病気か何か……ですか』
なつみはおずおず訊いた。
『病気じゃない。
所用だと言っただろう。
君たちは余計な詮索などせず、更生に務めるだけだ』
言いながら柳瀬は白装束を脱いでゆく。
『昼食までの間、
軽く慣らすか』
と。
なつみはまた違う看守に隠れてため息を吐いた。
(…………あ。
そうだ!
この人にも〔四角いアレ〕があるかも?!
チャンスだ。
_____柳瀬は衣類を全て取り払うと、
ベッド__スプリングのみだ__になつみを押し倒す。
細く引き締まった筋肉。
メガネをかけたまま、
柳瀬はなつみを組み敷き肩に唇を落とす。
『……………あんっ』
ぴくんっと震えてしまう。