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仕置きの館
第1章 嵌められた手錠
画面にはスーツ姿の男が2人映っていた。




(えっ……………なに??)

清々しい朝に似合わない、
張りつめたような顔つきだ。




『鮎川なつみさんですね?
___警察ですが』


インターホンから聞こえてきたセリフに、
なつみはぽかんとした。


『けけけ警察?!
あのっ、何かあったんですか??』



(ユウくんが事故を起こしたの?!
事件に巻き込まれた?!)

青ざめ、
血の気が引いていく。





ダンナ様は昨日から海外出張だ。
行き先は香港。
支社がある。


(あっちで巻き込まれたとか…………!?)
到着した時・夜・今朝とラブラブメールをくれたばかりだ。



慌ててチェーンを外した。



180センチはあろうかという、
肩幅の広い男が2人。

『あのっ、ユウくんに何があったの?!』
なつみはパニック状態で男のスーツの袖を掴む。






『鮎川なつみさんですね?
家庭怠慢罪で礼状が出ています』

カチャリと手首に冷たい金具が嵌まる。


『へ………………?』
なつみは文字通り口をあんぐり開いた。



『強制連行します』

男2人はなつみを軽々と抱えた。

『えっ?!ちょっと、何するの!』
バタバタ暴れるなつみ。
何が何だか訳が分からない。





『暴れるな!
夜の勤めを怠った証拠はあるんだ』
男のドスの利いた怒鳴り声。

なつみはパニック状態にキツく怒鳴られ、
『ひっ…………!』と強張る。



何事か分からぬまま、
パトカーに乗せられて連行されてしまった…………………

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