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仕置きの館
第6章 逆襲・そして………
なつみは腰を振りながら、
〔変わってしまったカラダ〕に気付く。

戦慄が全身を駆け抜けた。


悠大はなつみの痴態を、
「あんな事があったから、
辛くて俺を求めている」と捉えているようだ。


だからなつみを責めはしないし、
心配しながら接する。


悠大はそういう心根の優しいひとだ。



____変わってしまった妻に気づかないくらい、
人が好(よ)い。







涙が溢れた。

『ああん!!
あんっ、あん…………!!』

偽りの喘ぎ声を出す。

悠大が手を伸ばして、頭を撫でる。
大丈夫だよ、と。



悠大への申し訳なさと、

奥底にある「陵辱されたい、
佐久真に虐げられたい_____」という気持ちを誤魔化すように声を出す。




『ああん、あん、イクぅ!』






〔国〕が変えたかったもの。

〔家庭怠慢罪〕が与えた影響。



あのあと、生き残った看守たちは警察に輸送された。

なつみたちの反逆は、
【正当防衛】として無罪放免である。


なつみを脅かす存在はもうない。




しあわせなはずなのに。



なつみは、奥底にある欲求に恐怖を感じた。



心が叫んでいる。

「こんなセックスじゃ、ダメなの!!足りないの!!虐げられたいの!!」
と____________________________





































〔終〕
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