この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
仕置きの館
第6章 逆襲・そして………
なつみは腰を振りながら、
〔変わってしまったカラダ〕に気付く。
戦慄が全身を駆け抜けた。
悠大はなつみの痴態を、
「あんな事があったから、
辛くて俺を求めている」と捉えているようだ。
だからなつみを責めはしないし、
心配しながら接する。
悠大はそういう心根の優しいひとだ。
____変わってしまった妻に気づかないくらい、
人が好(よ)い。
涙が溢れた。
『ああん!!
あんっ、あん…………!!』
偽りの喘ぎ声を出す。
悠大が手を伸ばして、頭を撫でる。
大丈夫だよ、と。
悠大への申し訳なさと、
奥底にある「陵辱されたい、
佐久真に虐げられたい_____」という気持ちを誤魔化すように声を出す。
『ああん、あん、イクぅ!』
〔国〕が変えたかったもの。
〔家庭怠慢罪〕が与えた影響。
あのあと、生き残った看守たちは警察に輸送された。
なつみたちの反逆は、
【正当防衛】として無罪放免である。
なつみを脅かす存在はもうない。
しあわせなはずなのに。
なつみは、奥底にある欲求に恐怖を感じた。
心が叫んでいる。
「こんなセックスじゃ、ダメなの!!足りないの!!虐げられたいの!!」
と____________________________
〔終〕
〔変わってしまったカラダ〕に気付く。
戦慄が全身を駆け抜けた。
悠大はなつみの痴態を、
「あんな事があったから、
辛くて俺を求めている」と捉えているようだ。
だからなつみを責めはしないし、
心配しながら接する。
悠大はそういう心根の優しいひとだ。
____変わってしまった妻に気づかないくらい、
人が好(よ)い。
涙が溢れた。
『ああん!!
あんっ、あん…………!!』
偽りの喘ぎ声を出す。
悠大が手を伸ばして、頭を撫でる。
大丈夫だよ、と。
悠大への申し訳なさと、
奥底にある「陵辱されたい、
佐久真に虐げられたい_____」という気持ちを誤魔化すように声を出す。
『ああん、あん、イクぅ!』
〔国〕が変えたかったもの。
〔家庭怠慢罪〕が与えた影響。
あのあと、生き残った看守たちは警察に輸送された。
なつみたちの反逆は、
【正当防衛】として無罪放免である。
なつみを脅かす存在はもうない。
しあわせなはずなのに。
なつみは、奥底にある欲求に恐怖を感じた。
心が叫んでいる。
「こんなセックスじゃ、ダメなの!!足りないの!!虐げられたいの!!」
と____________________________
〔終〕