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仕置きの館
第3章 共同訓練
『はああああー!?』
おかしな声が出てしまった。


まるで、
突起と蜜壺が連動しているかのように感じた。


ピリピリと、
突起から蜜壺へ電流が通されてるみたいだ。




『ああー!!
ああ!!あああああ~っ!!!』

波が押し寄せ、
一瞬引いたかと思うと。

頭が真っ白になった。


目が眩み、
チカチカする…………



『……………………っくぅっ……………………』
快感はなつみを支配した。

息が出来ずに、
食いしばる口。



ズルリと根が抜けた。

ガクッ、と床に腹からくずおれた。


『分かった??
今のが絶頂なんだよ………』
耳許で甘く響く三井の声。



なつみは返事も出来ない。


ピクピクと、
水から上がった魚のように震えるだけ。

『まだ、経験値が足りないよね?
これからだね』
三井は穏やかに言うと、
左手首の携帯に打ち込む。


柔らかな声とは裏腹に、
目はガラス玉のように感情がない。




縄を解く三井。


なつみはようやっと動き出した体を起こす。



顔を上げると、
三井と目が合う。ニコッと笑いかけてきた。



なつみは意外な三井の表情に、
思わず頬を赤らめる。






いま、この人としたんだ。
わたしは………………




恥ずかしくなり散らばっていた作業着と下着をかき集め、
自分で身につけた。

手はガタガタ震えて覚束ない。

ショーツを履こうにも片足が上がず、
震えながらゆっくり履いた。



三井はその姿をじっと見る。

『ねぇ?
誰が履いて良いって言った?』

なつみは顔を起こした。



『えっ………………………』







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