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仕置きの館
第4章 願い、そして……
_____食べ終わり、
再びトレー・食器を重ねて送ってゆく。


一番端で重なると、
看守が持ち去る。


すると皆立ち上がり、
机を折り畳む。


体に染みついていた。


機械のように無感情に動くしか手立てがない。


____『皆、今日も一日更生に励むようにっ!!』
東条の重低音は、
今日も胃に重くのしかかる。
『さっそく軽い共同訓練をしよう。
2人一組になれっ』


なつみは当然、隣席の咲子と組む。

咲子から(はあ…………)と重い溜息が聞こえた。



『では各自、始め!』
東条の声だけは力強い。



始め!って何を………?


なつみがポカンとしていると、
スッと佐久真がなつみ&咲子の前に現れた。

そびえ立つ肉体。

冷酷な目つき。

なつみと咲子を蔑視するように見下ろしている。

『キスをしなさい』
顎をクイッと動かす佐久真。


キス…………



なつみは咲子を見た。
咲子の目は凹んでいる。
メイクは全て無く、
改めて見ると美人だった。


キスって……………





戸惑っていると、咲子がなつみを抱き寄せた。
唇に唇がぶつかる。


佐久真は『そうだ。
前戯の練習だ』
と腕を組んで2人を見ている。



咲子の舌が這入ってきた。
なつみも応える。


唾液が絡み合う。


次第に激しくなってきた。
『んっ…………んんっ…………』
なつみは咲子の背中にしがみつく。


目を閉じる。

ジンジン痺れる。



『んっ…………はあんっ……』
咲子も息継ぎで喘ぐ。


____周囲では、
2人一組の女たちがそれぞれ看守から命令を受けて半裸になったり下半身をこすりつけ合ったり様々なプレイをしていた。



『んふうっ…………咲子さん………』

なつみは悶える。
体のどこかにスイッチがあるかのように、
朝に死人のようだった体が蘇る。

『ん…………なつみ…………』
咲子はなつみの作業着ズボンをショーツごと下ろした。
ズリッ!と勢いよく。

『ひゃあんっ!』
それだけでゾクゾクした。


ジワッと濡れるのが分かる。








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