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秘密の治療室
第3章 第3治療室での秘め事
先生が、寝ころんだ私の腰を触る。

「うーん?これは・・・確かにただの腰痛じゃないみたいですね」

「そうですか・・・」

「これは、入院してゆっくり治療した方がいいですよ」

「入院ですか?」

ねぇ、入院って、たしか1年待ちじゃなかったっけ・・・
この病院なら助けてくれるかもって思ってたけど、期待しちゃいけなかったのかな。

「あ、すみません。入院は今すぐできますよ。そんなに落ち込まないで」

「・・・えっ?!」

この先生、私の表情だけで不安になってるの分かったの?
というか・・・

「えっ?入院は1年待ちじゃないんですか?」
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