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生徒と俺。
第3章 初めての二人きりの教室
生徒たちが帰宅し、

教室前にある靴箱が空になる。

1足だけを残して。

廊下には誰もいなくなった。

【よし、みんな帰ったな・・・】

おいおい、俺は何を期待しているんだ。

教師として、質問に答えるだけだ。

俺はテキストを持って

朝倉が待つ1組の教室へ向かった。
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