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生徒と俺。
第6章 超えた一線
近くの自宅まで車を走らせ、車を降り駐車場からアパートまで走る。
せっかく買ったスーツがびしょ濡れになった。
【あーあ、クリーニング出さなきゃな】
そう思いながら自宅のドアが見えた時、一人の女の子が見えた。
「朝倉・・・!?」
泣きそうな顔をして立っている。
こんなところを人に見られたらまずい。
急いでドアを開け、玄関に朝倉を入れる。
「何やってんだこんなところで!」
朝倉は傘も持たずに濡れていた。
「だって先生、私の事避けてるんだもん。寂しくて、耐えられなかった。あの日、居残りした時から先生への気持ちが大きくなっちゃって、それで、この前ドラッグストアの裏のアパートって言ってたの思い出して・・・表札見て、ここだと思って・・・」
そう言ってうるうるした目でこちらを見てくる。制服は濡れていて、キャミソールが透けている。
「・・・とにかく体が冷えるから、浴室使いなさい。」
そう言ってタオルを渡す。
正直愛しくてしかたがなかった。
本当は好きだと言いたい。
ぎゅっと抱きしめてあげたい。
優しくキスがしたい。
なのにできないもどかしさが、
愛しさをさらに膨張させた。
せっかく買ったスーツがびしょ濡れになった。
【あーあ、クリーニング出さなきゃな】
そう思いながら自宅のドアが見えた時、一人の女の子が見えた。
「朝倉・・・!?」
泣きそうな顔をして立っている。
こんなところを人に見られたらまずい。
急いでドアを開け、玄関に朝倉を入れる。
「何やってんだこんなところで!」
朝倉は傘も持たずに濡れていた。
「だって先生、私の事避けてるんだもん。寂しくて、耐えられなかった。あの日、居残りした時から先生への気持ちが大きくなっちゃって、それで、この前ドラッグストアの裏のアパートって言ってたの思い出して・・・表札見て、ここだと思って・・・」
そう言ってうるうるした目でこちらを見てくる。制服は濡れていて、キャミソールが透けている。
「・・・とにかく体が冷えるから、浴室使いなさい。」
そう言ってタオルを渡す。
正直愛しくてしかたがなかった。
本当は好きだと言いたい。
ぎゅっと抱きしめてあげたい。
優しくキスがしたい。
なのにできないもどかしさが、
愛しさをさらに膨張させた。