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羞恥の高校性活~女子はクラスで私だけ~
第48章 卒業
月日は過ぎ去り、三月―――。
無事に大学も決まった碧里、胡桃、美緒の三人は、卒業式の日を迎えていた。
卒業式が終わり解散となった後、三人はよく通っていたカフェに集まることに。
いつもの席に落ち着くと、神妙な顔つきで胡桃が言った。
「特に三年生になってからは散々な目に遭うことが多かったけど、いざこうして卒業となってみると、さみしいものだねぇ」
碧里が頷いて言う。
「うんうん。嫌なこともたくさんあったけど、楽しいことも同じくらいあったから」
美緒だけは複雑そうな表情ではあったが、調子を合わせて「そうだね」と言う。
胡桃はすぐにいつも通りの笑みを浮かべて言った。
「二人とも、またいつでも連絡してきてよ。夏休みには、またこの三人で集まらない?」
この提案には、碧里と美緒も異論はなく、こころもち表情を明るくして「うん」と頷く。
三人がいるテーブルには、やわらかな春の陽射しが差し込んでいた。
【完】
無事に大学も決まった碧里、胡桃、美緒の三人は、卒業式の日を迎えていた。
卒業式が終わり解散となった後、三人はよく通っていたカフェに集まることに。
いつもの席に落ち着くと、神妙な顔つきで胡桃が言った。
「特に三年生になってからは散々な目に遭うことが多かったけど、いざこうして卒業となってみると、さみしいものだねぇ」
碧里が頷いて言う。
「うんうん。嫌なこともたくさんあったけど、楽しいことも同じくらいあったから」
美緒だけは複雑そうな表情ではあったが、調子を合わせて「そうだね」と言う。
胡桃はすぐにいつも通りの笑みを浮かべて言った。
「二人とも、またいつでも連絡してきてよ。夏休みには、またこの三人で集まらない?」
この提案には、碧里と美緒も異論はなく、こころもち表情を明るくして「うん」と頷く。
三人がいるテーブルには、やわらかな春の陽射しが差し込んでいた。
【完】