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潮騒
第12章 時代のうねりー津波ー
「誰が安々と死んでやるもんか。絶対に生きたる。皆んなそうや。けど、表向きはな。そんな事堂々と言うたら非国民やのなんやのと誹られるやろ。己だけやない、家族までが後ろ指さされよる。死にとうないっちゅう、人として当たり前の事を言うだけで白い目で見られる、おかしな世の中や。せやから笑うて、お国の為に死んで来るっちゅうんじゃ。けど、お前にだけは言うとく。俺ァ死にとうない、絶対に生きて帰って来るからな。待っとけよ。他の男に縁付いたりすんなよ。お前は、俺だけの女やからの。」
いつもの顔で、勝気にニヤリと口角を吊り上げる。
「うん…正一郎さん…待っとります…だから、帰って来て…」
口を吸い、舌を絡め、痛い程に互いの身体を抱き締める。
一度で終わらず、再び力を得た正一郎のモノに抉られながら、菊乃はようやく芽生えた快楽の波に身体を預け、下腹にぐっと力を込める。
肉筒がうねる様に絞られ、正一郎が低く呻く。
正一郎の先端が、菊乃の腹の奥を捉え、ふるふると揺さぶるように動いた。
「あッ…それ…ダメ…」
「えぇんやろう、ココが!」
「あッ…あァッ…ンッ!」
菊乃が仰け反り、達すると、正一郎も獣のような咆哮を上げながら搾り取られるように精を放った。
いつもの顔で、勝気にニヤリと口角を吊り上げる。
「うん…正一郎さん…待っとります…だから、帰って来て…」
口を吸い、舌を絡め、痛い程に互いの身体を抱き締める。
一度で終わらず、再び力を得た正一郎のモノに抉られながら、菊乃はようやく芽生えた快楽の波に身体を預け、下腹にぐっと力を込める。
肉筒がうねる様に絞られ、正一郎が低く呻く。
正一郎の先端が、菊乃の腹の奥を捉え、ふるふると揺さぶるように動いた。
「あッ…それ…ダメ…」
「えぇんやろう、ココが!」
「あッ…あァッ…ンッ!」
菊乃が仰け反り、達すると、正一郎も獣のような咆哮を上げながら搾り取られるように精を放った。