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まほろばマボロシ~仮初めの結婚~
第12章 宮田との接触
「言葉よりも唇のが素直だけど?」

そういうとソファに座ったままの雅の上に覆い被さると頬を包み込み、髪に指を滑らしまたも深く舌を絡めだした。

「俺の舌に合わせて」
「ンン…ハァハァ」
「そう…」

そう言いながら膝を割り込み壁に手を突きながら唇を離そうとはしなかった。

クチュ…チュ…


嫌…なの?

私は宮田君を拒めないのは何で…

もしかして

嫌じゃ…ない?


クラクラとしながらも、されるままに宮田のキスを拒めないまま雅は長く…長いキスを受け入れていた。


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