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まほろばマボロシ~仮初めの結婚~
第14章 揺らめく、キス
ライブの打ち合わせもしばしば入るようになり帰宅時間もまばらになる。
「結翔さん、今日も遅いです?」
「まぁね。でも今位だけだろうから。」
「あ。大丈夫です!」
「クス…」
小さく笑いながら結翔は前に立つと頭を撫でた。
「大丈夫じゃねぇなら大丈夫って言わなくて良い。」
「結翔…さん////」
「雅はそういうところあるからさ」
そうしてじっと見つめる結翔の顔を雅は下からみあげる。
視線が重なる…
結翔の手が頭からそっと髪を撫で…
頬に触れる…
…その寸前に携帯が鳴った。
「結翔さん、今日も遅いです?」
「まぁね。でも今位だけだろうから。」
「あ。大丈夫です!」
「クス…」
小さく笑いながら結翔は前に立つと頭を撫でた。
「大丈夫じゃねぇなら大丈夫って言わなくて良い。」
「結翔…さん////」
「雅はそういうところあるからさ」
そうしてじっと見つめる結翔の顔を雅は下からみあげる。
視線が重なる…
結翔の手が頭からそっと髪を撫で…
頬に触れる…
…その寸前に携帯が鳴った。