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まほろばマボロシ~仮初めの結婚~
第15章 気付いた心愛
「解んないって…婚約者の人とキスした事あるでしょ?」
「…ないの。」
また、陽を突然襲う衝撃だった。
「雅…同居してどのくらい?」
「1ヶ月は経つ…」
「キスなし!?」
「ん…」
「好きとか言ってはくれる?」
「ない…」
「寝る時は!?」
「一緒だよ…一応」
「それで何にも無し?ほんと?」
「ん…触れたって言うと頭撫でてくれるくらい」
ため息を吐いた陽。そのままそっと頭に手を置いた。
「雅?これと同じなんよ?婚約者君と私同じ事出来てるんだよ?」
「そうなんだけど…」
「…ないの。」
また、陽を突然襲う衝撃だった。
「雅…同居してどのくらい?」
「1ヶ月は経つ…」
「キスなし!?」
「ん…」
「好きとか言ってはくれる?」
「ない…」
「寝る時は!?」
「一緒だよ…一応」
「それで何にも無し?ほんと?」
「ん…触れたって言うと頭撫でてくれるくらい」
ため息を吐いた陽。そのままそっと頭に手を置いた。
「雅?これと同じなんよ?婚約者君と私同じ事出来てるんだよ?」
「そうなんだけど…」