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まほろばマボロシ~仮初めの結婚~
第17章 歩み寄る心
買い物に向かい、夕飯のものも用意するべく食料品を見て回っていた。
そんな時だった。ふとすれ違う大学生くらいの女の子か…電話で話ながらいろいろとかごに入れている。
「そうそ!それで結翔君が好きなのウチ作るから京ちゃんは柚希君の好きなの…うん…うんそう!でさ。」
結翔…君?
柚希君?
…
……何?
そう。音声のみの事だから気にしないで良いのかも知れないのだが、ドクン…と胸が高鳴ったのも嘘ではなかった。
「…気合い入れるよ?もち!…今日誕生日だもんねぇ!」
新たな言葉が耳に飛び込んできた。
そんな時だった。ふとすれ違う大学生くらいの女の子か…電話で話ながらいろいろとかごに入れている。
「そうそ!それで結翔君が好きなのウチ作るから京ちゃんは柚希君の好きなの…うん…うんそう!でさ。」
結翔…君?
柚希君?
…
……何?
そう。音声のみの事だから気にしないで良いのかも知れないのだが、ドクン…と胸が高鳴ったのも嘘ではなかった。
「…気合い入れるよ?もち!…今日誕生日だもんねぇ!」
新たな言葉が耳に飛び込んできた。