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まほろばマボロシ~仮初めの結婚~
第3章 不本意
~side結翔~

予定よりも30分ほど押した状態で撮影は終了。控え室に向かったメンバーはわちゃわちゃと話している。
しかし着替えはいつもと様子が違っていた。
「あれ…?結ちゃん?どうしちゃったの?そんなスーツみたいなの着ちゃって!」
「相馬ちゃん…うるさい…」
「何?おデート?」
「な訳ないって!違う違う。親と食事」
「でも親とってそんな格好しないじゃん」
「親の友達も一緒だからさ。それなりに…ね?」
「それって…」
『見合い!?』
ほら来た…
やっぱりね。
そんな事になるって…
そう思いながら着替えも済ませて一足先に結翔は控え室を後にした。
しかし着替えはいつもと様子が違っていた。
「あれ…?結ちゃん?どうしちゃったの?そんなスーツみたいなの着ちゃって!」
「相馬ちゃん…うるさい…」
「何?おデート?」
「な訳ないって!違う違う。親と食事」
「でも親とってそんな格好しないじゃん」
「親の友達も一緒だからさ。それなりに…ね?」
「それって…」
『見合い!?』
ほら来た…
やっぱりね。
そんな事になるって…
そう思いながら着替えも済ませて一足先に結翔は控え室を後にした。

