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まほろばマボロシ~仮初めの結婚~
第17章 歩み寄る心
「もしかしてさ?」
「え?」
そう切り出してきた結翔の手は、雅の手の甲から手のひらに移り、繋ぐ形に移っていく。
「婚姻届のこととか気にしてる?」
「…ッ」
「やっぱりね。気にしなくていいよ。こうしていつも待ってくれていることが嬉しいし…」
そういうと絡めた指をほどいてソファから立ち上がる結翔。
その手には2個のアイスを持って居た。
「ふたしてまた冷凍庫入れとくな?」
「あ…」
「まだ食う?」
「ありがと////」
そう言った雅。"どういたしまして"と答えながら冷凍庫に入れにキッチンに向かった結翔の背中を見つめていた。
「え?」
そう切り出してきた結翔の手は、雅の手の甲から手のひらに移り、繋ぐ形に移っていく。
「婚姻届のこととか気にしてる?」
「…ッ」
「やっぱりね。気にしなくていいよ。こうしていつも待ってくれていることが嬉しいし…」
そういうと絡めた指をほどいてソファから立ち上がる結翔。
その手には2個のアイスを持って居た。
「ふたしてまた冷凍庫入れとくな?」
「あ…」
「まだ食う?」
「ありがと////」
そう言った雅。"どういたしまして"と答えながら冷凍庫に入れにキッチンに向かった結翔の背中を見つめていた。