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まほろばマボロシ~仮初めの結婚~
第18章 露わになる2つの心
しかし時刻は気付けば0時を回っている。少し間をおいて結翔は頭を撫でた。
「もう今夜、遅いから明日にしよう。な?」
「でも…」
「でもじゃない、明日午前中にゆっくり話聞くからさ」
そういうと2人はベッドルームに入っていく。
着替えも済ませて中に入るものの、ベッドの中の2人の距離は、やはり縮まらない…
互いが互いに背中を向けて眠りにつこうとした。
結翔"さん"から
結翔"君"に変わった…
それに絡めた指…
…男の子の手だった。
そんな事を考えながらもベッドを揺らさないように体の向きを変えた。
「もう今夜、遅いから明日にしよう。な?」
「でも…」
「でもじゃない、明日午前中にゆっくり話聞くからさ」
そういうと2人はベッドルームに入っていく。
着替えも済ませて中に入るものの、ベッドの中の2人の距離は、やはり縮まらない…
互いが互いに背中を向けて眠りにつこうとした。
結翔"さん"から
結翔"君"に変わった…
それに絡めた指…
…男の子の手だった。
そんな事を考えながらもベッドを揺らさないように体の向きを変えた。