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まほろばマボロシ~仮初めの結婚~
第18章 露わになる2つの心
「とりあえず食っちゃわね?話後でも出来るわけだしさ?」
「ん…」
しかしなかなか箸は進まず"ごちそうさま…"というとラップをかけて冷蔵庫に入れた雅。
結翔の前に座るときゅっと手を握りしめていた。
「ふぅ…ごちそう様。さてと…」
食器を持ち、台所の流しに片しにいく結翔。その行動から出る音1つ1つでも緊張が走る雅だった。
そんな緊張しっ放しの雅を見つめながらソファに向かい座ると結翔は雅を呼んだ。
「こっちおいで?」
「ん…」
そうして来るも座ることなく結翔の前に立ったまま俯いていた。
「ん…」
しかしなかなか箸は進まず"ごちそうさま…"というとラップをかけて冷蔵庫に入れた雅。
結翔の前に座るときゅっと手を握りしめていた。
「ふぅ…ごちそう様。さてと…」
食器を持ち、台所の流しに片しにいく結翔。その行動から出る音1つ1つでも緊張が走る雅だった。
そんな緊張しっ放しの雅を見つめながらソファに向かい座ると結翔は雅を呼んだ。
「こっちおいで?」
「ん…」
そうして来るも座ることなく結翔の前に立ったまま俯いていた。