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第20章 信じることの強さ

しかしこの幸せな日は長く続く事はなかった。
気持ちが通じ合って１週間が経ったある日。それは突然やって来た。


『wing's 佐倉結翔
　　密かに育む蜜愛』


週刊誌の一面を飾ったこの言葉に世のファンはもちろん雅の心もざわつかせていた。

結翔は仕事に向かっていった後。買い物先での雑誌コーナーで見つけた事実だった。


これって本当…？

確かに共演もしてる…

だけどそれは噂レベルのものなんだって陽に聞いた事はあった。

でも…
今はあの時と感じる状況が変わっている。