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まほろばマボロシ~仮初めの結婚~
第23章 新たな一面
「また寒そうだね」
「え?」
「これ、よかったら飲みなさい。温まる。」
「でも…」
「ストール、たぶん戻らないよ?」
声をかけたおじさん、いや、おじいさんはどこかで雅の行動を見ていたのだろう。2人にホットのお茶を差し出した。
「ほら。」
「ありがとうございます…」
そうしてにこりと笑い去っていくその人を見つめたまま雅と陽は顔を見合わせた。
「飲んで大丈夫かな」
「ここにいる人なら悪い人はダフ屋位だし」
「あんなこ綺麗って言うか…ダフ屋じゃなさそうだし…」
「せっかくだから飲もうよ。ね?」
「え?」
「これ、よかったら飲みなさい。温まる。」
「でも…」
「ストール、たぶん戻らないよ?」
声をかけたおじさん、いや、おじいさんはどこかで雅の行動を見ていたのだろう。2人にホットのお茶を差し出した。
「ほら。」
「ありがとうございます…」
そうしてにこりと笑い去っていくその人を見つめたまま雅と陽は顔を見合わせた。
「飲んで大丈夫かな」
「ここにいる人なら悪い人はダフ屋位だし」
「あんなこ綺麗って言うか…ダフ屋じゃなさそうだし…」
「せっかくだから飲もうよ。ね?」