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まほろばマボロシ~仮初めの結婚~
第26章 切ない光のエトセトラ~cf.1~

どれほど眠っていたか。先に目を覚ましたのは雅だった。
「結翔…」
どこか恥ずかしさと愛おしさと…入り交じる気持ちのままきゅっと巻き付きすり寄った。
「…ン…」
「あ、起こしちゃった?ごめんね」
「いや…いい…」
そういいながら結翔は首筋から背中に腕を回して抱きしめた。
「…おはよ」
「ん…///おはよ」
「どうかした?」
「…何もない…」
しかしそうはぐらかす雅の癖も結翔は解っていた。
「ねぇ…朝ご飯どうする?」
「食うよ…?」
「何食べたい?」
「……雅」
「ご飯だよ?クスクス…」
「結翔…」
どこか恥ずかしさと愛おしさと…入り交じる気持ちのままきゅっと巻き付きすり寄った。
「…ン…」
「あ、起こしちゃった?ごめんね」
「いや…いい…」
そういいながら結翔は首筋から背中に腕を回して抱きしめた。
「…おはよ」
「ん…///おはよ」
「どうかした?」
「…何もない…」
しかしそうはぐらかす雅の癖も結翔は解っていた。
「ねぇ…朝ご飯どうする?」
「食うよ…?」
「何食べたい?」
「……雅」
「ご飯だよ?クスクス…」

