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まほろばマボロシ~仮初めの結婚~
第27章 切ない光のエトセトラ~cf.2~

「なにが?」
『新君の彼女の話なんて俺関係ある?』
「いや、俺関係無いっしょ。」
『だったら…』
「結翔君のだよ」
…は?
何言ってんの?
結翔君のって…
雅?……の事?
「おーい!結翔君?」
『何で新君が知ってんの!』
「いや、さっき偶然ケーキ屋で会ってさ?話してたら彼女今日誕生日だって事聞いてさ。結翔には言わないでなんて言ってたけど」
『…ハァ…マジかぁ』
そう呟きながらうなだれた結翔はありがとうと江本に伝えると通話を切った。
何だよ…
すげぇ大事な事じゃん
…これか……
そうして結翔は時計を見た。
『新君の彼女の話なんて俺関係ある?』
「いや、俺関係無いっしょ。」
『だったら…』
「結翔君のだよ」
…は?
何言ってんの?
結翔君のって…
雅?……の事?
「おーい!結翔君?」
『何で新君が知ってんの!』
「いや、さっき偶然ケーキ屋で会ってさ?話してたら彼女今日誕生日だって事聞いてさ。結翔には言わないでなんて言ってたけど」
『…ハァ…マジかぁ』
そう呟きながらうなだれた結翔はありがとうと江本に伝えると通話を切った。
何だよ…
すげぇ大事な事じゃん
…これか……
そうして結翔は時計を見た。

