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まほろばマボロシ~仮初めの結婚~
第5章 突如なる同棲
それから週明けの月曜日。
両親に見送られながら雅はキャリーケース1を持ったままマンションに向かった。
「うそ…ここ?」
そう、雅が来たのは結翔が自身のメインとして使っているマンションだったのだが…
かなり強力なセキュリティ。コンシェルジュも付き、ドアマンやフロアマンもいる。
ホテルでしか見たことのない光景。やはり予想通りに入り口で雅も止められた。
「失礼、お客様でございますか?」
「えと…私、篠崎って言うんですけど。ここに佐倉さんって言う方住んでると思うんですけど…」
両親に見送られながら雅はキャリーケース1を持ったままマンションに向かった。
「うそ…ここ?」
そう、雅が来たのは結翔が自身のメインとして使っているマンションだったのだが…
かなり強力なセキュリティ。コンシェルジュも付き、ドアマンやフロアマンもいる。
ホテルでしか見たことのない光景。やはり予想通りに入り口で雅も止められた。
「失礼、お客様でございますか?」
「えと…私、篠崎って言うんですけど。ここに佐倉さんって言う方住んでると思うんですけど…」