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まほろばマボロシ~仮初めの結婚~
第32章 雅の決断

"あのね?"の先がさっきの話の続きだと言うことが結翔には解っていた。
「何?」
「私ね、結翔に何にもクリスマスプレゼント用意できてないの。」
「ん。」
「"うん"って…」
「何となく解ってた」
「それで…私がクリスマスプレゼントもらうみたいな形になっちゃうんだけど…」
「何?」
しかし黙ってしまった雅。そんな雅の頬に手を滑らした結翔は優しく笑いかけた。
「何?」
「サイン…していい?」
「さ…いん?」
「…ん」
「何に?」
「えっと…////」
そういい潜り込んだ雅。それにピンと感づいた結翔は小さく笑った。
「何?」
「私ね、結翔に何にもクリスマスプレゼント用意できてないの。」
「ん。」
「"うん"って…」
「何となく解ってた」
「それで…私がクリスマスプレゼントもらうみたいな形になっちゃうんだけど…」
「何?」
しかし黙ってしまった雅。そんな雅の頬に手を滑らした結翔は優しく笑いかけた。
「何?」
「サイン…していい?」
「さ…いん?」
「…ん」
「何に?」
「えっと…////」
そういい潜り込んだ雅。それにピンと感づいた結翔は小さく笑った。

