この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
まほろばマボロシ~仮初めの結婚~
第33章 好き…キライ…愛してる

結翔の気持ちと裏腹に雅はギリギリの状態だった。
寂しくて…
不安で…
後何回これを味わえばいいのだろうか…
でもきっと皆同じなんだろう…
そんな事で落ち着かせようとするも上手く整理すら出来ずにいた。
「結翔…」
せっかく名前で呼べるようにもなった。
何度となく触れて…
キスを交わして…
肌を重ねた…
だけどそうすればするほど…もっと何でか不安になってくる…
こんなこと…
あの時はなかったのに
そう考えていた…
雅は、無意識に携帯のアドレスをスクロールしている…
プルルル…プルルル…プル
『はい?』
寂しくて…
不安で…
後何回これを味わえばいいのだろうか…
でもきっと皆同じなんだろう…
そんな事で落ち着かせようとするも上手く整理すら出来ずにいた。
「結翔…」
せっかく名前で呼べるようにもなった。
何度となく触れて…
キスを交わして…
肌を重ねた…
だけどそうすればするほど…もっと何でか不安になってくる…
こんなこと…
あの時はなかったのに
そう考えていた…
雅は、無意識に携帯のアドレスをスクロールしている…
プルルル…プルルル…プル
『はい?』

